〜文化遺産を読み解けば、

真実の歴史が見える〜

東北大学名誉教授

田中 英道

Hidemichi Tanaka

(1942〜2025)

1942年生まれ。東京大学文学部仏文学科、美術史学科卒。 ストラスブール大学でドクトラ(博士号)取得。文学博士。ローマ大学・ボローニャ大学客員教授を歴任。東北大学名誉教授。


24歳から単身留学し、イタリア、フランス、ドイツなど西洋文化の中心地を渡り歩いて研究に没頭。フランス語や英語で書いた論文は一流学者が引用する国際的な文献になるなど、イタリア・フランス美術史研究における “世界的権威” だった。


研究の中で作品がもつ表情・モノの形や模様などから芸術家の思想や哲学、さらには文化や宗教的背景までをも読み解く学問手法「フォルモロジー(形象学)」を築く。その観点から日本美術のすばらしさに気づき、西洋中心だった研究分野を日本中心に転換。日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し続け「日本国史学会」の代表を務めた。


おもな著書に『日本美術全史』(講談社)、『日本国史』『ユダヤ人埴輪があった! 』(育鵬社)、『決定版 神武天皇の真実』『縄文文化のフォルモロジー(形象学)』(扶桑社)、『高天原は関東にあった』(勉誠出版)ほか多数。2025年4月30日逝去。享年83。

出版書籍(一部)

書籍のご紹介

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【紙の書籍】

日本創世史

独自の視点で歴史の常識を覆してきた田中英道氏の古代史研究の集大成。学校では教わらなかった「日本の起源」を解き明かす46のストーリー。

田中英道 著

価格:2,728円(税込)

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【紙の書籍】

日本国史(上)

歴史の肯定から見えてくる古代日本の「国家」の姿。日本史を各時代のエピソードを中心に通史で概観。

田中英道 著

価格:990円(税込)

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【PDF提供】

日本人の起源

〜縄文から紐解く祖先のルーツ〜※PDFでのご提供になります

田中英道 著

価格:605円(税込)

『NEW HISTORY』事業紹介

私たちのサービスについて

◾️ 田中英道先生(1942-2025)の「新しい日本史」

2020年8月にスタートし、2025年4月に終了した『NEW HISTORY』は、東北大学名誉教授 田中英道氏(1942-2025)による歴史講義を、オンラインで配信する会員制サービス。日本に残る遺跡・伝承・美術・風習などの文化遺産を田中先生が読み解き、これまでの常識を覆す新しい日本史を約4年にわたりお届けしました。


通説とされる現在の日本史では、文字がなかった古代については中国人が残した文献をもとに書かれ、それ以降の時代も、目の前にある文化遺産ではなく文献にあることばかりが史実とされてきました。加えて、「日本は遅れていた、劣っていた」という考えをもとに歴史が書かれていると田中先生は指摘し続けました。そのように書かれたものが、日本の「本当の歴史」なのでしょうか?

たとえば、中国の歴史書『魏志倭人伝』に記された日本史初の女王・卑弥呼。邪馬台国を支配し、中国皇帝からも認められた「倭国の王」でしたが、不可解なことに、卑弥呼に関する記録もお墓も日本ではまったく見つかっていません。


また、関東で出土する埴輪には、長い帽子、伸びた髭、豊かな揉み上げ、高い鼻... と、日本人とはかけ離れた風貌のものが多くあります。彼らはいったい何者なのか? これにも日本の歴史学者は何の疑問も持たず、「出土した」という結論のみで研究してきませんでした。

さらに、縄文時代の日本はただの未開の地だったかのように教わりますが、一万数千年前の大型土器が大量に出てくるのは、四大文明のエリアでもなく、アフリカでもなく、なんと日本。持ち運びできない大型土器は定住の始まりの証拠ですが、世界を見渡しても、大規模な定住は日本がダントツで早かったようなのです。

これらはほんの一例ですが、私たちが信じてきた通説に疑問が湧いてきませんか? このような、誰かが書いた文献に頼るだけではとうていわからない歴史の真実は、まだまだあるようです。近年では新たな発掘や発見も進み、さまざまな歴史が塗り替わる段階にきているともいえます。
そんななか、田中先生は、文献がなければ真実を見抜けない歴史学者に疑問を呈したのです。先生は美術史の世界的権威で、50年以上の研究のなかで言葉なき造形物を「解読」してきました。その審美眼をもって、日本人の祖先が残した「言葉で語らず “カタチ” で表現した文化遺産」を読み解いていくと... すべての時代における通説はことごとくひっくり返り、まったく “新しい歴史” が見えてきたのです。

『NEW HISTORY』では、文献だけを頼りにしていては踏み入ることのできない、縄文土偶の謎、邪馬台国の真相、日本神話の真実などを明らかにし、日本文明の本当のルーツに迫ります。

『NEW HISTORY 日本通史・完全版(全49回)』『NEW HISTORY 世界史編(全8回)』

歴史講義の一覧

『NEW HISTORY 日本通史・完全版』および『NEW HISTORY 世界史編』は、東北大学名誉教授・田中英道による歴史講義の集大成です。全57回にわたる歴史講義を、時代順に下記のリンクよりご覧いただけます。

『日本通史・完全版』講義内容

各号の詳細

画像をクリックすると、各号の目次をご覧いただけます。

第1回:古代史で読み解く日本のルーツ(2020年8月号)

第2回:縄文土器と日本人の精神性(2020年9月号)

第3回:日本とユダヤの関係図(2020年10月号)

第4回:秦の始皇帝とユダヤ(2020年11月号)

第5回:日本神話の意義(2020年12月号) 

第6回:大和政権と巨大古墳(2021年1月号) 

第7回:ヤマト政権の統治とユダヤ人(2021年2月号)

第8回:朝鮮半島を征服した謎の皇后(2021年3月号)

第9回:応神天皇・雄略天皇(2021年4月号)

第10回:仏教伝来とヤマト王権(2021年5月号)

第11回:聖徳太子とユダヤ人(2021年6月号)

第12回:名君・天武天皇の治世(2021年7月号) 

第13回:聖武天皇と天皇家存続(2021年8月号)

第14回:皇位を狙った仏教僧・道鏡(2021年9月号)

第15回:ユダヤと平安京(2021年10月号)

第16回:空海と最澄(2021年11月号)

第17回:唐に渡った仏教僧(2021年12月号)

第18回:世界に誇る日本の和歌(2022年1月号)

第19回:藤原道長の真の姿(2022年2月号)

第20回:日本最古の小説・源氏物語(2022年3月号)

第21回:平安期の東北とユダヤ人(2022年4月号)

第22回:平安期に栄えた東北の黄金郷(2022年5月号)

第23回:モンゴル帝国を作り上げた日本人(2022年6月号)

第24回:モンゴル帝国とフビライハン(2022年7月号)

第25回:モンゴル帝国と元寇(2022年8月号)

第26回:モンゴル帝国とヨーロッパ(2022年9月号)

第27回:元寇と鎌倉幕府(2022年10月号)

第28回:執権・北条氏と元寇(2022年11月号)

第29回:鎌倉幕府と御成敗式目(2022年12月号)

第30回:鎌倉幕府の滅亡(2023年1月号)

第31回:元弘の変と建武の新政をどう見るか(2023年2月号)

第32回:「七福神」と「能」で読み解く室町時代〜「近代」日本の誕生(2023年3月号)

第33回:「能」とは何か〜室町時代の文化(2023年4月号)

第34回:応仁の乱(2023年5月号)

第35回:戦国時代の幕開け(2023年6月号)

第36回:スペインの侵略に対抗した信長、秀吉(2023年7月号)

第37回:西洋の侵略に打ち勝った日本の戦略(2023年8月号)

第38回:関東・高天原系に回帰した徳川幕府の正統性(2023年9月号)

第39回:世界に先駆けた江戸「近代」文化(2023年10月号)

第40回:赤穂事件〜見逃されてきた日本国史の真相(2023年11月号)

第41回:江戸後期の日本人が示した世界性(2023年12月号)

第42回:明治維新(2024年1月号)

第43回:明治維新2(2024年2月号)

第44回:日清戦争・日露戦争(2024年3月号)

第45回:第一次世界大戦 (2024年4月号)

第46回:関東大震災、二・二六事件(2024年5月号)

第47回:大東亜戦争(2024年6月号)

第48回:戦後の日本(2024年7月号)

第49回:現代の日本(2024年8月号)

『世界史編』講義内容

画像をクリックすると、各号の目次をご覧いただけます。

第1回:世界最古の国・日本(2024年9月号)

第2回:古代エジプトと旧約聖書(2024年10月号)

第5回:宗教対立(2025年1月号)

第3回:古代ギリシャと古代ローマ(2024年11月号)

第4回:アブラハムの宗教
ユダヤ教とキリスト教、イスラム教
(2024年12月号)

第7回:十字軍(2025年3月号)

第8回:大航海時代(2025年4月号)

第6回:中世キリスト教世界の形成(2025年2月号)