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新講座シリーズ「田中英道の『日本の源流を訪ねて』」は、西洋美術史研究の国際的権威として世界の歴史や宗教に精通する田中英道 東北大学名誉教授が、縄文遺跡やその出土品を徹底解説。れまで歴史家たちが見落としてきた「文字に残らない」先人たちの記憶をつなぎ合わせ、縄文時代の真実と現代まで受け継がれる高度な “日本精神の秘密” を解き明かす講座です。

田中英道の「日本の源流を訪ねて」

<東北・北海道縄文遺跡編>編

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本講座では、田中教授が教科書にも載る世界遺産・三内丸山遺跡をはじめとした縄文時代の遺跡を訪れ、「日本の源流」をたどっていきます。
50年以上にも及ぶ美術史研究をもとに、モノの形や模様から、作者の思想や哲学、作品の文化特性や宗教的背景を読み取る目…優れた「審美眼」を養った田中教授が、文字のない時代に生きた先人たちのメッセージを、出土品や遺跡から徹底解説。
原始的とされてきた縄文時代のイメージを覆す “高度な文明” …そして、縄文時代に存在したという “幻の国” の記憶を浮かび上がらせます。
私たちが習ってきた日本の歴史は、文献に遺されたことばかりを拾い上げて創られてきました。そのため、文字がない時代の歩みは、多くの歴史家たちから「原始的」だと遠ざけられ、ほとんど検証されないまま残されてきたのです。
しかし、モノの形や模様などから、さまざまな背景情報を読み取る田中教授の「フォルモロジー(形象学)」を通して縄文時代を見ることで、埋もれたままになっていた古代日本の真実が浮かび上がります。
今回訪れたのは、縄文時代の常識を覆した世界遺産「三内丸山遺跡」、普段、一般には立ち入りできない「鷲ノ木遺跡」、約98%が未知のままだとされる「二ツ森貝塚」など、いまだ十分な発掘調査がすすんでおらず、非常に多くのナゾが眠る文化遺産です。
縄文人が残した “遺跡” に、田中教授の広く深い知識からの解説が加わることで、原始的だと切り捨てられてきた古代の日本人の生き方や考えがはっきりと浮かび上がり、学校の教科書はもちろん、ちまたにある書籍でも指摘されていない全く新しい観点から、先人たちの歩みを知ることができるでしょう。
そして、「縄文時代の日本はどのような民族性を築いていたのか?」「文字も武力もない時代、なぜ縄文人たちは1万年以上も平和に過ごせたのか?」「現代の日本にも受け継がれる高度な文明の数々とは?」
これらを知ることで、これまで以上に自分のルーツがはっきりと見え、日本人として、芯を強く持った生き方もできるようになるでしょう。

それでは、講座の詳しい内容をご紹介します…

画像提供:JOMON ARCHIVES

目次

【東北編】

<旅のはじめに>田中教授が東北・北海道を巡る理由

<第1章>東北編 - 二ツ森貝塚館

講義1「なぜここから貝塚が?」

意外な場所で発見された、世界遺産 “二ツ森貝塚” とは

講義2「縄文時代の意外な主食」

二ツ森貝塚館

発掘調査で分かった古代日本人の豊かな食生活

講義3「西洋が注目する縄文土器」

田中教授が語る縄文文化の優れた “芸術性”

講義4「縄文時代の埋葬方法」

死者と共に貝を埋めたワケ

<第2章>東北編 - 大湯環状列石 

講義5「縄文時代に行われていた “科学”」

約4千年前の日本人が一年周期を理解した方法とは

大湯環状列石 

講義6「太陽信仰とストーンサークル」

古代日本人が太陽の動きを眺めて考えていたこと

<第3章>東北編 - 三内丸山遺跡

講義7「三内丸山遺跡の発見が覆した通説」

大和国以前に “日高見国” が存在した証拠

講義8「竪穴住居が育んだ日本の秩序」

現代にも通ずる家族のあり方とは?

講義9「死者と共生した縄文人」

お墓から読み解ける死生観とは

講義10「子どもの墓に溢れる “愛”」

なぜ縄文時代は子どもだけを集めて埋葬していたのか?

三内丸山遺跡

講義11「縄文時代の “六本柱” の謎」

キーワードは太陽… 巨大な塔はなぜ建てられたのか?

<第4章>東北編 - 三内丸山遺跡 

三内丸山遺跡

さんまるミュージアム

講義12「三内丸山遺跡で出土した土器、土偶、住居」

さんまるミュージアム

造形物に宿った日本精神

【北海道編】

<第5章>北海道編 - 大船遺跡

大船遺跡

講義13「船で繋がっていた縄文時代」

北の地に残された、古代日本の海洋交易の証拠

<第6章>北海道編 - 鷲ノ木遺跡

鷲ノ木遺跡

講義14「高速道路の上にある遺跡?」

20年前に発見された謎のストーンサークル

<旅のおわりに>東北・北海道の遺跡から見えた日本の源流

田中英道の『日本の源流を訪ねて』

3つの特徴

1.

現地調査で明らかになる「縄文時代の真実」

このシリーズでは、「現地調査」「現地関係者からの資料提供」「田中教授の知見」と3つの要素が合わさることによって、多くの歴史家が語らない「古代日本史の核心」に迫ります。現存する縄文遺跡は、発掘がなかなか進まず、一般には非公開というものが多数あります。というのも、遺跡の発掘には莫大な費用や人手、そして科学知識などが必要であり、これまであまり注目されてこなかった縄文時代の遺跡は、研究が進んでいないことが多いのです。


今回は、そんな縄文遺跡に田中教授が実際に足を運び、深い知見と高い洞察力を以て解説します。机上の空論ではなく、貴重な遺跡や出土品を現地で解説することで、これまで誰も知らなかった縄文時代の真実が明らかになることでしょう。

2.

文化遺産から歴史を紐解く新しい視点・フォルモロジー(形象学)

縄文時代には、まだ文字が使われておらず、文献的な証拠はほとんど残されていません。そのため、遺跡・遺物といった文化的造形物が古代史を読み解くための重要な手がかりになります。遺跡や出土品にはそれぞれの時代の記憶が残されており、それらを注意深く見ることが歴史を解き明かすためには欠かせません。


しかし、多くの歴史家は、「日本について書かれた中国の文献史料」に固執して研究しているため、遺跡分析の重要性に気付いておらず、古代史の研究が正しく進んでいないのです。


西洋美術史研究の第一人者である田中教授は、50年以上、数多くの文化作品を追究してきた経歴があります。その過程で、モノの形や模様などから、さまざまな背景情報を読み取る「フォルモロジー(形象学)」という独自の学問手法を築きました。


この手法で古代史を紐解くことによって、文字がまだ無かった時代の歴史が “魔法” のように浮かび上がり、ほかの学者では決して見つけられないような歴史の真実を掴むことができます。

3.

遺跡を “読み解く” ことで浮かび上がる「日本の源流」

本当の歴史学とは、遺跡や史料を「発掘・発見して終わり」ではありませんが、実際にはそのまま放置されることも少なくありません。例えば、青森県三内丸山遺跡の発見で、かつての古代史の常識は一変したといわれていますが、遺跡に残る住居や集落の様子などから、その背後にある思想や文化、宗教観までもを読み解くことはほとんどされていません。それは、幅広い学問分野の知識をもって、縄文遺跡を分析する歴史家が少ないからです。


しかし、24才からイタリア、フランス、ドイツなど西洋文化の中心地に単身留学し、美術史研究の第一線で活躍してきた田中教授は、数々の研究論文(150本以上)や書籍(100冊以上)を執筆。世界の「神話」「精神性」「宗教」について、途方もない時間をかけ、膨大な知識を積み上げてきました。


そこで培った熟練の目、世界視点の深い教養があるからこそ、「遺された遺跡の背後には、どのような思想が隠されているのか」「先人たちの文化が、どのように現代に受け継がれているのか」といったことを読み解くことができるのです。


本講座では、世界で研究を重ねてきた田中教授から見て、「日本の精神性や文化がどのように優れているのか」を客観的に解説するだけでなく、「実際の遺跡や出土品から時代背景をどのように読み解くのか」という点まで語ります。

この講義を視聴することで、歴史的新発見の高揚感を味わうだけでなく、日本文化のすばらしさ、誇らしさをも再発見できることでしょう。

講師紹介

〜文化遺産を読み解けば、真実の歴史が見える〜

田中教授は、ボローニャ大学・ローマ大学客員教授、国際美術史学会副会長を務めた経歴を持ち「西洋美術史研究の第一人者」といわれています。


24才からヨーロッパに留学。当時は留学すら珍しい時代から「ルネサンス」発祥の地・イタリア、芸術大国・フランス、世界有数の文化国家・ドイツなど、西洋文化の中心地を渡り歩き研究に没頭。以来50年以上、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、フェルメールなど、数多くの有名美術家に関する国際的な新説・新発見を次々と発表し、今なお美術史研究の第一線で活躍し続けています。


なかでも、フランス語や英語で書いた論文は一流学者が引用する国際的な文献になるなど、イタリア・フランス美術史研究における “世界的権威” です。


そんな田中教授は、西洋美術史研究を進めるなかで、独自の学問手法を築き上げました。それが、フォルモロジー(形象学)です。作品の表情や手足の動き、モノの形や模様などから、芸術家のもつ思想や哲学、文化や宗教的背景までをも読み取るもので、その手法から日本美術を見たときに日本のすばらしさに気付いたといいます。


その一方で、日本では優れた文化作品が正しく評価されておらず、文化的な要素が歴史のなかで飾り物になっていること、本格的な解読や研究がまったく進んでいないことに愕然としたそうです。


その実態に危機感を抱き、田中教授は西洋中心だった研究活動を日本中心に転換。「日本国史学会」の代表を務め、文献が無ければ真実を見抜くことができない歴史学者に代わり、人類が残してきたさまざまな文化遺産を “読み解き” 、真実の歴史を日本国民のもとへ届ける活動を続けています。

主な田中教授の著書

(全100冊以上のうち一部)

私は、遺跡や出土品をそのまま解説することはしません。発掘されたものをただ説明するだけでは意味がないからです。そこに私にしか見えない解釈を与えて『歴史』を吹き込んでいくことに意味があります。縄文時代は、野蛮・原始的で、語る価値がないようにいわれることが多いですが、実際はそうではありません。縄文時代の日本人は武力を使わずに国を治め、先進的な科学なども用いながら、統制のとれた生活を送ってきたのです。そのなかで育まれた縄文人たちの思想・文化を読み解いていくことで、未知だった縄文の歴史が次第に見えてきて、先人たちの記憶を取り戻すことができます

これまで遠ざけられてきた “文字に残されていない歴史” …そして、発掘されただけで、その背後に確かに存在する “縄文人の精神性” に目を向けられることもなく、意味を持たないまま放置されてきた遺跡…


縄文時代の研究に対するこのような「無関心」が積み重なった結果、日本の根幹といえる「縄文精神」とは何なのか? 大事に受け継がれてきた日本の文化は、いつから存在するのか? そういった “日本の源流” が、私たちの目に触れることなく、眠ったままになっています…


この講座は、歪められてしまった「縄文時代の歴史」と「受け継がれてきた日本の精神」を再生させ、それを皆さんと共に、私たち日本人のものにしていこうという取り組みです。本講座で真実を知っていただき、私たちの子や孫の世代、その先永く続く未来の日本人へ、この「誇らしい日本の歴史」をあなたと一緒につないでいけるとしたら、このうえない幸せです。

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